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Story #03

Story #03

ワークな人

リスクマネジメントは念入りに
事前のすり合わせが円滑さにつながる

工業大学建築学科卒業。新卒でワークシステムサービスに入社し、施工管理の仕事に従事。3年目に1級施工管理技士取得。2017年に出産し育児休暇を取得。時短勤務中。まもなく第二子出産予定。

仲田 紗知さん  入社9年

仕事内容:現場の管理をする人

仕事内容を教えてください

平成29年第一子を出産、令和1年職場復帰しました。今は10時~16時30分の時短勤務中です。
出産前はいわゆる「番頭」の仕事をしていましたが、今は第二子妊娠中で現場に行くことができないため、図面から材料を拾って見積もりをつくったり、職人からの問い合わせに対応したりなど、番頭をしている上司の補佐をしています。時短勤務中のため今はパソコン仕事が中心で、残業しないで済むよう会社側も配慮してくれています。

これから第二子出産に向けてもうすぐ産休に入りますが、復帰後は在宅でも働けるように、施工図面の勉強もしていきたいと思っています。

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仕事をする上で大事にしていること

段取りとリスクマネジメントですね。
番頭の仕事は乗り込む前の材料発注と、実際に職人さんが入るまでの段取りがとても大事で、そこさえしっかりと段取りしておけば、スムーズに進みやすいんです。
図面が上がったら早めに職人さんにも共有して、「この材料で大丈夫ですか?」などと事前にすり合わせするよう心がけています。
また、私は結構心配性なので、最悪の最悪の最悪までリスクマネジメントしておきます。たとえば、工期までに終わりそうになかったら検査に関係ない項目は後にまわそうとか、最悪の事態を想定してシミュレーション。そうすると、不測の事態にも慌てずに対処しやすいんです。

あとは、私は職人ではないから、図面は読めても実際に取りつけることはできません。だからこそ、わからないことは素直に職人さんに聞くようにしていますね。

仲田さんイメージ03

WSSに入社してから学んだこと

1年目は本当にしんどくて、この仕事は向いてないかもとものすごく悩み、辞めてしまおうかと何度も思いました。はじめての現場が番頭の先輩の入院なども重なって結構ハードで、周りにも「この子やめちゃうだろうな」と思われていたと思います。でも、現場のゼネコンの方に「完成したものを見ずに辞めてしまったら、ただ辛いだけで終わっちゃうよ」と言われたんです。その言葉にはっとしてなんとか踏ん張りました。

そして1年かけて完成した時に本当に感動して。入居者の荷物がトラックで運ばれてくるシーンは今でも鮮明に覚えています。「この仕事って楽しい」と思えた瞬間でした。

それから経験を積み、3年目には「施工管理技士1級」の資格も取得しました。4年目くらいから、職人さん達との信頼関係もできてきてだいぶ自信がついたように思います。

WSSのよいところは、いろいろ経験させてもらえるところ。覚えようと思えばなんでも覚えられる環境だと思います。たとえばゼネコンなら1現場に3~4年かかる中コンクリートしか覚えられないケースもありますが、WSSなら1年で1現場、ゼネコンに4年いる間に倍以上の現場をこなせます。さまざまな現場を見られるだけで勉強になります。そこは大きいメリットで、あの時あの現場ではこうしていたけれど、こっちではこうなんだだとか、見識が広がって成長ができるんです。